「人は血管と共に老化する」と言われます。
血管年齢の若さと弾力を保ち、流れをスムースにしておくことはいつまでも健康で元気であることの必要条件であります。

「冠心逐瘀丹」は冠心Ⅱ号方といわれる狭心症や心筋梗塞の治療薬として中国で開発された活血逐瘀剤と同様な考えの生薬構成で日本において製造された漢方薬です。

★活血逐瘀剤と瘀血★
漢方では「通じざれば即ち痛む」といわれ、血液が滞って瘀血(おけつ)〔血の流れが停滞している状態〕になれば痛みを発生すると考えます。この痛みの特徴は刺痛(刺すような痛み)、固定性で部位が移動することなく、拒按(揉むとかえって痛い)、夜間に痛みが増すなどの特徴があります。また瘀血の症状として腫塊(しこり)があります。腹腔内の腫瘤(肝臓・脾臓の腫大、子宮筋腫、卵巣嚢腫など)や血腫・腫瘍、外傷性のしこりなども瘀血の症状です。

この瘀血を改善するのが活血逐瘀剤であり、瘀血が関与した疾患は循環器整形外科疾患、産婦人科疾患、皮膚疾患などに多くあり、また100以上ある難病といわれる疾患も瘀血が関与しているケースが少なくないと言われています。

様々な疾患や老化の一因とされる活性酸素を除去したり、血栓を溶解して血流改善することで、生活習慣病を改善・予防しませんか？